4月いっぱいをもって気仙沼での給水活動は一段落しました
私たち関西環境建設と環境保全センターの営業スタッフは
グループを代表してこども環境フォーラムの一員として8名が気仙沼市本吉地区の小泉小学校を拠点に約1ヵ月間、給水活動をさせていただきました
テレビや新聞などの報道の通り現地はまだまだ大変な状況です
最初このボランティア活動の話を聞いた時、15年前の阪神淡路大震災当時被災者だったことを思い出していました
「自分が死ぬまでにもうこんな悲惨な光景は見たくもないし見ることもないだろう・・」
その時の被災されていた人々は私だけではなくみんなそう思っていたではないでしょうか?
あの大惨事からそんなに遠くない未来でまたあれ以上の悲惨な出来事に遭遇するとは誰が想像したでしょうか?
「あの時、日本の世界のたくさんの人達から支援を受けて私たちは甦った。何ができるだろう?」
「考えている暇はない!
こどもフォーラムには淡水化システムを搭載した素晴らしいトラックがある
本来の目的ではないが、今被災地に向かわなければどうする?機械の使用方法は現地で覚えろ!」
会長の決断で私たちは奮い立ちました
約1ヵ月間という期間でしたが二人一組でローテーションンを組ながらの給水活動は、朝8時から夜8時までの給水作業にテントに寝袋とレトルト等のインスタント食料、風呂は5日に一度入れるかどうかで、その上季節外れの東北の寒さと悪天候の連続でほんとうにスタッフもきつかったです(予震も多かったです)
大惨事の中では微力な活動でしたが現地では新聞、TVの取材を受けたり全国各地から来ているボランティア団体の見学とかで海水や汚水を真水に変える私たちの給水活動はちょっとした有名人になっていました
また避難所生活をされている方々からは「命の水」と言っていただけるくらい感謝していただいたので嬉しく思います
この活動を通じてたくさんの同じ志を持ついい人に出逢えました
ボランティアも被災者の方々も「復興」を目指していることにはちがいありません
微力だけど私たちボランティアが元気を作る→被災者のみなさんが笑顔になる→また元気を作るといった感じで・・
全力じゃなくてもいい少しずつ前進です
私たちスタッフは環境の会社らしく被災地にあったプールの水を「命の水」と「笑顔」に還元したと胸を張って言えます
中学校の先生、小学校の先生、老人ホームの人たち、水汲みを手伝ってくれたこどもたち、亡くなった消防団の仲間を偲んで頑張っている食事処たかそうの大将、
差し入れをしてくれた見知らぬおじさん、おばさん、テント不法侵入の野良猫マック・・・
みなさんこんな大変な状況なのにいつも笑顔で接してくれましたね
「おはようございます!命の水もらいに来ました!」
「はい!毎度です!ずっと生きて下さい!」毎日勇気と元気もらいました
みんな心から応援しています みなさんはきっと頑張れます 「命の水」飲んだから大丈夫です